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生産性を高める働き方とは? ABWを取り入れたオフィス空間に潜入!

2019.07.10

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住み心地が良い家をつくるように、働き心地が良いオフィスをつくる。

家ならば、リビングとキッチンがそれぞれ「くつろぐ」「料理する」などの営みに特化した場所として設計されるように、「テレビ会議をする」「報告書を作成する」などの活動に特化したオフィススペースを設計することにより、選択肢に富んだ新しい働き方が創生される。

しかし、真の働き方改革はインテリアデザインだけでは終わらない。

いかにオフィスを共有している個々のワーカーたちがより主体的に、よりクリエイティブに時間と空間を使いこなせるかが重要だ。働き方改革は、意識の変革抜きには語れないのだ。

時代のニーズに合った働き方、ABW

オランダのヴェルデホーエン社( VELDHOEN+COMPANY )が30年前に創始して以来提唱し続けているアクティビティ・ベースド・ワーキング(Activity Based Working、通称ABW)は、まさにこの意識の変革を重視している。

ABWとは、生産性を高めるために活動に合わせて働く場を選択するワークスタイル戦略。こちらの映像でも詳しく説明しているように、行動デザイン、インテリアデザイン、そして技術的なインフラ整備が三位一体となった総合的な働き方改革の指針だ。

ABWを導入したこだわりのオフィス

そして日本でABWをいち早く導入したのが、ヴェルデホーエン社と業務提携している株式会社イトーキだ。

2018年12月にグランドオープンした新本社オフィス「ITOKI TOKYO XORK(イトーキ・トウキョウ・ゾーク)」は、イトーキが働き方改革を自ら実践するために作った。

イトーキの首都圏第2プロジェクトデザイン設計室の室長、星幸佑氏によれば、個人がいつでも・どこでも・誰とでも生産性高く働けるように設計されているという。

ちなみに「ゾーク」とはイトーキ独自の思想が詰まった造語で、英語で仕事を意味する「work」の頭文字をひとつ進めて「xork」とし、一歩先に進んだ働き方を表現しているそうだ。

毎朝出勤するのが楽しくなりそうな風通しの良い空間が、XORKには広がっている。

ABWをリアルに体現

イトーキでは具体的にどのようにABWの働き方を体現しているのだろうか。

ITOKI TOKYO XORKにはオープンな環境から完全に遮断された個室まで多彩な選択肢が用意されている。

イトーキのプロジェクト営業推進部部長、横溝信彦氏によると、「どこでも働ける」のは以前採用していたフリーアドレス制も同じだったのだが、ABWには目的に合った働き方ができるところに大きな違いがあるそうだ。

出社して朝一番の仕事は「集中エリア」で効率よく行い、その後「DUOブース」で同僚と打ち合わせをする。さらにその後はチーム全体の打ち合わせを行うためにミーティングスペースへ移動する…といった効率の良い働き方が、ABWでは可能になる。

また、せっかくどこでも働けても、同じエリア内にブレスト中のグループと報告書を作成している人が同席していてはお互いの業務に支障を与えかねない。

その点ITOKI TOKYO XORKではテレビ会議には「フォーンキューブ」、報告書作成には「集中エリア」、そしてブレストには「ブレーンストーミングブース」といったように、業務に合わせて場を選択することで、それぞれの業務に集中できるようになった。

上司と部下といえども必ずしも同じ場所で働かない。

横溝氏によると、はじめは部下と離れて仕事をすることに対して多少の不安もあったものの、必要に応じて打ち合わせをしたり、メールをやりとりしたりすることで、結果的にコミュニケーションの密度が上がったそうだ。

目的に合った働き方、共同作業の効率化、密度の高いコミュニケーション――これらすべてが総じて生産性の向上につながる。

科学的に計算しつくされた生産性

空間設計が科学的知見に基づいていることもより生産性を高めている。

たとえば、単独での高集中作業に適した「集中エリア」。音環境と視線環境に配慮してパネルが取りつけられ、人間工学に基づいたデスクを採用している。

営業企画部マーケティング戦略企画チームに所属する酒井美帆氏がよく利用する「DUOブース」は、二人の共同作業に適した環境として設計され、プライバシーと外部との接点とが絶妙なバランスを保っている。

ABWを実践することで共同作業がはかどり、会議などで活発な意見交換が交わされるようになり、働き方が確実に変化してきているという。

また、疲れた時や気持ちの切り替えを行いたい時に利用する「リチャージエリア」では、休憩しながら同僚と会話を楽しめる。副交感神経系を刺激することでストレスを軽減し、集中力と生産性を高めることに役立つのだ。

自分の気持ちの波に合わせて仕事の仕方を調整できるのは大きなメリットだと酒井氏は話している。

ABWがもたらすメリット

平日の仕事日は、ややもすれば会社にいる時間のほうが家で過ごす時間より長くなってしまう。その時間をポジティブに過ごせるかどうかは、社会人にとっては大きな違いになる。

より能動的・主体的に仕事に向き合い、効率的に仕事をこなして成果もきっちりと出す。同じ目標を掲げながらも、それぞれの活動に合った環境を選び、最適な空間で仕事を進めていくのがABWだ。

ABWが提案する新しい働き方は、自己裁量に基づいて最適な働き方を選べる仕組みになっているため、ひとりひとりが自分の時間を有効活用できる。選択制がある働き方は、今の時代にも合っていると星氏は感じている。

ABWを取り入れた働き心地の良いオフィス。それは、働く人々を輝かせるオフィスでもあることは、イトーキの社員それぞれの明るい表情からも読み取れる。


より詳しい情報はこちらから。

なお、XORKでは見学も受けつけている。(個人の方、同業の方の見学はお断りしております。)

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