ディスカバリーチャンネル

AI スペシャルインタビュー

チャンネル
ディスカバリーチャンネル
ジャンル
ライフスタイル

ーーWE HAVE A DREAMのプロジェクトサポーターになった理由はなんでしょう?

出会いです。良いことをしている人のことは応援したいと自然に思います。例えば人を助けたり、笑顔になってもらったりすると、シンプルですが良い気分になる。それは人としての自然な気持ちだと思います。WE HAVE A DREAMのプロジェクトも、良いことをしている人と出会えて、シンプルに応援したいと思いました。良いことをしたい、応援したいと思ったときに、やはり自分ができる事は何より歌うことなので、少しでも歌を通じてメッセージを届けたい。そしてそこから、少しずつでもいいので、世界の平和を願うたくさんの人たちの思いが繋がって、広がっていくといいなと思っています。


ーーAIさん自身TAP(*1)を開設するなど、SDGsに関する活動に積極的に参加されていますが、どのようなきっかけや思いがあるのでしょうか?

小さい頃から興味がありました。母がアメリカの恵まれない地域の出身でもあり、私が小さい頃に、あえて連れて行ってその様子を見せてくれたんです。幼いながらに、世の中にはいろんな状況の人がいる、ということを実際に見て感じました。母は、チャリティや人助けになることなどを当然のように行っていたので、その影響か、人のためになることは良いことで、やるのが当然だと思っていました。でも、大人になってくると、ちょっと躊躇し始めてしまうんですよね。そういった活動をビジネスのためだとか思う人もいるかもしれないけれど、自分としては子供の頃からの意識なので、あくまで自然なことだと思ってます。
母の教えで「辛いときこそ良いことをしなさい」と言われてきたんです。今になって、本当にその通りだと思っていて。良いことをすると、自分のことをちょっと好きになれる。なんでもいいんです。ゴミを拾うとか、困ってる人を助けるとか。ありがとうね、と言われるそれだけでも、自分がちょっと好きになって、また前に進めるんですよね。
ただ、“良いこと”をしたいと思うのは自然なことだからこそ、“無理をしない”ことも大事だと思います。無理はせずに、自分自身がHappyと感じられる感覚を大切にすると、その“良いこと”を長く続けられる。


ーー長く続けられることを大切にする…まさに持続可能、サステイナブルの意識ですね

SDGsの取り組みに対して、あまり意識して取り組もう!とは思っていないかもしれないです。無理をしないで続けるためにも。何か特別なことをするのではなく、余計なことをしない、というやり方もありますね。ゴミを捨てない、とか。そういう意識のしかたもあると思います。『SDGs』と初めて聞いたときは、多分多くの方が何それ?となりましたよね。『エコ』もそう。でも今は普通になってきていて、皆が理解している。たくさんの人が一生懸命伝えて、繋げてくれたからだと思うんです。すごい力ですよね。そのような中で、TAPはいきなりSDGsをやろう!ではなくその前に、わからないからもっと知りたいとか、習えるとか、そういう場所を作れたらと思って始めました。

(*1) 「TAP┃ Take Action for Peace」AIさんがピースフルな世界実現を目指しSDGs関連の情報を発信していくため、アーティストとして初めて開設した人型Instagramメディア



ーーAIさんのお子様のお名前も、平和ちゃんと博愛ちゃん。世界平和への心からの思いを感じます

やっぱり世界が平和なことが何より大事だと思っています。子供を叱るときは、平和~!って叫んじゃうんですけど(笑)、でも「平和」って呼べば呼ぶほど、平和にしないと…と自分でも改めて気づいて、そして他の人にも少しでも影響して…と少しずつ繋がるといいなと思います。博愛は実は夫婦の名前からそのまま取ったのですが、平和に負けないくらい最高だと思いまして。(笑)


-ーお子様とも平和や環境、地球の事などはお話しされますか?

もちろんです!ニュースもよく見ます。戦争のこと、水問題のこと、困っている子供たちのことなど…どういうこと?と聞かれたりして。話してあげると興味深く聞いていますけど、でもまだまだですね。(笑) 親としては、人を助けるとか、平和に向かうとか、そういう心を育てる子育てができるといいなと思います。


ーーテーマソング『WE HAVE A DREAM』にはどのような想いが込められているのでしょうか?

世界には多くの全く違う国があって、全く違う文化の人たちがいますが、平和に対する思いや夢、願いは変わらないと思っています。同じ歌を歌うことで、心の奥で繋がることができる。その繋がりを広げていきたいんです。


ーーAIさんの夢はなんでしょうか。

アーティストとしては、グラミー賞!とずっと言っているのですが、世界的な実績を得ることで他の自分がしたい活動、応援したい活動をするための影響力を持てると思うので、いつかは目指したいですね。
世界が仲良く平和になる方向に向かうために自分ができることはなんだろう、といつも考えています。子どもたちの未来の世界のためにも、自分がいなくなった後の世界も、平和な世界であってほしい。目指す夢は大きいのですが、実は結構現実的なので、少しずつ、できることをやっていこうと思います。

最新ニュース