心霊スポット・72時間耐久捜査 シーズン1

ニックとカトリーナは、オハイオ州クリーブランドの古い豪邸を訪れる。1880年、裕福な移民夫婦が建てたフランクリン城だ。夫婦は移住前に3人の子を亡くしており、新居でまた1人を失う。妻の強く深い悲しみは建物に残っていて、黒い服の女性と泣き叫ぶ女の子の霊が何度も目撃されている。72時間の調査の中で、ニックたちは助けを求める声をキャッチ。そして豪邸の悲惨な歴史が徐々に明らかになる。

ニックとカトリーナが訪れるのはトランス・アレゲーニー精神病院。ウエストバージニア州にある、廃墟となった巨大な病院だ。ニックは2009年に調査に来たことがあり、深夜に病棟の4階で黒い影を目撃している。今回の72時間の調査で、彼はその霊との再会を期待する。しかし甘い希望を裏切るかのように、調査3日目に彼らが捉えたのは、身の毛もよだつ、信じられないような恐ろしい霊の姿だった。

インディアナ州の農業地帯に建つランドルフ療養所。精神や身体を病んだ人々や、未婚の母や孤児たちが暮らす避難場所だった。もとの木造の建物は火災で焼け落ちたためレンガで再建され、その後2009年に閉鎖。建物には今も、人間性を崩壊させた患者や、未練を残しつつこの世を去った住人たちの苦痛と悲しみの想念が残っている。ニックとカトリーナは72時間の調査で、姿なき霊たちと向きあう。

今回はケンタッキー州にあるアンダーソンホテルを調査。閉鎖された今でも、客室には姿なき宿泊者がいる。苦悩の人生の最後に悲惨な形で自らを終わらせた人の霊だという。また邪悪な霊も居座っていて人間に敵意をむき出してくる。72時間の調査中に、ニックとカトリーナはスタッフが何者かに強く殴られるのを目撃。ネガティブな霊を導き出しながら、精神的にも身体的にも追い詰められてくる。

今回調査するのはNYのステタン島にある古い豪邸、クライシャーマンション。19世紀後半に、裕福な移民が2人の息子のために建てた2棟のうちの1棟だ。しかしその後に1人は自らの命を絶つ。当時、彼の霊とコンタクトを取ろうと降霊会が行われ、その時に霊界との境の扉が開いたままになっていると言われている。ニックとカトリーナは怪現象を起こす霊の正体を調べ、霊界からの扉を閉ざそうと試みる。