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【明日への扉】ユネスコ無形文化遺産登録SP〜 伝統建築工匠の技 1〜

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『明日への扉』では、これまで12年に渡って日本の伝統技術を受け継ぐ若者たちを応援し続けてきた。


その若者たちの中には、つい先日ユネスコ無形文化遺産に登録された「伝統建築工匠の技」を修業する職人の姿もあった。


そこで、ユネスコ登録を記念した今回の『明日への扉』では、2010年に登場したふたりの職人に再び脚光を当て、当時紹介しきれなかった映像や現在のインタビューを交えながらあらためてご紹介していきたい。


2020年12月、ユネスコ(UNESCO:国際連合教育科学文化機関)で画期的な決定が下された。


日本の伝統建築とその修理に関わる17の技術が、無形文化遺産として登録されたのだ。国内でユネスコを担当する文化庁の話では、文化財を修理する技術が無形文化遺産として評価されたケースは他に例を見ないそうだ。


日本の木造建築はヨーロッパの石の建物と比べて修復の必要性が高いため、修復する技術が発展し、脈々と受け継がれてきた経緯がある。清水寺や姫路城が今でもその輝きを失わないのは、ひとえに長年に渡って修復してきた職人たちがいたからこそなのだ。



およそ400年前に建てられた日光東照宮もまたご多分に漏れない。


その豪壮華麗な姿を維持するため、江戸時代には20年に一度、そして明治以降はおよそ50年に一度のペースで大規模な修復作業が行われてきた。現在では「平成の大修理」が行われており、工期は2007年から2024年までの17年間を予定している。


その修復作業を一手に担っているのが、公益財団法人・日光社寺文化財保存会だ。昔の材料をできるだけ残す「現状維持工事」を大前提に掲げ、計103棟の建造物の修復をわずか24名で行っている。



修復作業は主に「漆塗(うるしぬり)」と「彩色(さいしき)」のふたつの部門に分かれ、それぞれを専門の職人が請け負っている。50年に一度の大修理は、職人たちにはまさに一生に一度の機会。匠の技を未来へ受け継いでいくための貴重な時間だ。



11年前、漆塗職人の大森憲志さんと、彩色職人の安藤由香梨さんが共に修復に携わったのは「波 沢瀉(おもだか)に白鷺」と題された彫刻だった。


修復前は絵の具がはげ落ち、表面には無数の傷がついた状態だったが、ふたりの手によって見る見るうちに輝きを取り戻し、白鷺に生命が吹き込まれていった。



「400年もの間受け継がれてきた日光東照宮の文化財がこれからどうなっていくのかは、すべて私たち、修復に関わる人間の仕事次第です」と大森さんは言う。


「日本の宝を次の世代にきちんと継承していくためにも、常に愛情を持って文化財に接していくことを心がけています」と語る大森さんのまなざしには、凛とした使命感とともに熱い職人魂が宿っていた。


あれから11年。大森さんと安藤さんは、今どんな彫刻と向き合い、なにを思うのか。


続きは、ディスカバリーチャンネル放送から。


~at home presents明日への扉~


10月から放送時間を30分に拡大!


ディスカバリーチャンネルにて毎月第3木曜日 19:30~20:00、再放送は翌々週の日曜日 08:30~09:00 に放送中


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https://www.athome-tobira.jp/


Text by Discovery編集部

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