東南アジア グルメ散歩
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東南アジア各地を巡り、ユニークで美味しい料理の数々を紹介!
ジェイソン・ヨーが東南アジア各地を巡ってユニークなフードシーンとその背景にある秘密を見つける。フィリピン、ベトナム、インドネシアを広く旅し、食べ物と人を通じて行く先々の多民族文化や遺産に触れていく。現地のマーケットを訪れたり人々と話をしたり、長い年月を経て今も残る伝統的な料理方法や材料を明らかにしたり…。ジェイソンは東南アジアの複雑で美味しい料理を探訪する。
概要
<日本語吹替>
原題:Jason Tastes Asia
#1 ベトナム バイン料理
ジェイソンはもち米と緑豆から作るおもちのバインチュン、ベトナムの春巻きであるバインクオン、バインミー、タピオカ麺などベトナムの粉ものグルメを堪能する。ベトナム料理の多くが中国の影響を受けていることに気づいたジェイソンは、同じようにもち米を葉で包んだ中国のちまきとバインチュンを比べてみる。またバインミーを味わい、フランス植民地時代にさかのぼるベトナムのサンドイッチの歴史を学ぶ。
#2 ベトナム フォーの歴史
身も心も温めてくれるおいしいベトナムの麺料理フォーには長い伝統があり、その歴史はベトナムそのものと言ってもいい。ジェイソンは北部と南部 の牛肉麺フォーボーを食べ比べたあと、現地の人たちと触れ合いながら料理への中国とフランスの影響を発見する。またフォーガーやフーティウも味わう。どちらも1000年以上前に中国からベトナムにやってきた人々が持ち込んだ麺料理だ。
#3 インドネシア サテ革命
今回の舞台はインドネシア。サテはアラブやタミル地方のイスラム教徒の移民がジャワ島に持ち込んだもの。海を越えて周辺国にも伝わり、現地の好みに合わせて様々に進化してきた。今回ジェイソンが味わうのはインドネシア生まれの中国風サテ、東ジャワのサテ、中華スープのサテ、ジャカルタの牛肉のサテなど、味は実に多様だ。ジェイソンは各地のサテを探訪し異なる文化の影響を発見する。
#4 インドネシア 中華麺の進化
ジェイソンはインドネシアで中国とインドネシアが融合した料理を堪能する。それぞれの料理の裏にある歴史を学び、中国からの移民が自分たちの故郷の料理をインドネシアの具材を使い現地に合わせて変化させていった軌跡をたどる。今回ジェイソンはバミー、ミーアヤム、バッソ、などの麺料理を味わう。
#5 フィリピン 砂糖の誘惑
ジェイソンは中国系フィリピン人の影響が色濃い現地のスイーツを堪能する。ピアヤはパン生地で黒糖のあんを包んだ菓子だ。また、サトウキビから作るマスコバド糖の起源も学ぶ。さらにこれを使った伝統菓子カカニンを味わう。
#6 フィリピン 中国系家庭料理
フィリピン料理へ の中国の影響は11世紀にさかのぼり、フィリピンの歴史や人々の心や味に深く入り込んでいる。中国の春巻きを元に生まれたルンピアを味わうジェイソン。旧正月のお祝いで福建風キャセロール、シュウマイによく似たシオマイ、フィリピン版春巻きのンゴヨン、肉まんのシオパオでもてなしを受ける。多くの中国系フィリピン人はこれらの料理を元からフィリピンの現地料理だと思っているようだ。
#7 ベトナム ファストフード
ジェイソンはベトナム風ファストフードを体験する。巻物料理は世界各地にあるが、ベトナムの巻物は肉、魚、多くのハーブや野菜が使われていて味のハーモニーが楽しめる。ジェイソンは現地の屋台を訪れ、ゴイクオンやフォークオン、ネムタイ、ボーラーロットなどの巻物料理を味わう。
#8 フィリピン パンシテリア スペインの影響
今回のジェイソンは、中国からの移民が始まったスペイン植民地時代のフィリピンをたどる。彼らの多くはパンシテリアと呼ばれる食堂を開き、中国の麺料理にエキゾチックなスペイン風の名前を付けた。ジェイソンはパンシット・バッチョイ、パンシット・モロ、ギサドなどを味わう。また、パナデリアの店主たちと親しくなり、パンの作り方を教えてもらう。