クッキング・フォー・ラブ

フランチェスカは結婚して６年経つ。結婚記念日に家族や友人を招いた盛大なディナーパーティーを開き、夫を驚かせたいと考えて、その料理をサラとニックに依頼する。フランチェスカの家族はシンガポールでレストランチェーンを経営しており、舌が肥えた依頼人にサラはやや緊張気味だ。夫のギヨームは魚が苦手だと聞いたニックは…。

ベンは父親サミュエルの80歳の誕生日を、伝統的なプラナカン料理で盛大に祝いたいと考えている。２人と会ったサラとニックはサミュエルの好みを聞き、彼が喜ぶ料理を作ろうと決意する。プラナカンの家系でもあるサラは伝統料理にひとひねり加えた料理をと張り切る。一方、プラナカン料理についてまったく知識のないニックは不安そうだ。料理合戦の結果は果たして…。

我が家ほど、くつろげる場所はない。ケビンは米国に約20年住んだ。現在37歳で、世界的な写真家の彼はシンガポールに戻って、家族と過ごすことに。ケビンは両親の結婚37周年を祝う豪華なパーティーを開き、特別ゲストに両親の親しい友人を招く。世界中のエキゾチックな味を味わったケビンの両親だが、ステーキに難色を示す。はたして、番組の２人の料理人が作った料理に満足してもらえるのか？

友達は自分で選んだ家族だ。36歳のノヴィーは、インドネシアを離れて15年が経ち、今はシンガポールで友人に囲まれている。夫と２児の子供がいるノヴィーは築いてきた友情を祝いたいと思う。ノヴィー自身は伝統的なインドネシア料理が好きだが、親友たちはフュージョン料理を好む。さらに、子どもたちはトウガラシが苦手。そこで、番組の２人の料理人はノヴィーのために幅広いメニューを用意する。

リーは毎年熱心に家族のパーティーで料理をする。夫のフランシスは掃除担当だ。フランシスには7人の兄弟がいて、祝日や子どもたちの誕生日といったパーティーをいつも賑やかに祝う。今回は、リーの次男リコの20歳の誕生日。番組の2人の料理人が腕を振るう。リコは西洋風の料理が好きだが、リーはシンガポールのルーツに忠実な料理を望む。料理人は期待に応えようとしながら冒険的な味で驚かせようとする。