個人の趣向

イニの結婚相手がチャンニョルだと知り呆然とするケインだが、別室で親友ヨンソンがイニを非難する声が会場内に漏れてしまい、式は取りやめになる。ケインの男友達ウォノは、サンゴジェを担保として借金をし、姿を消した。部屋を賃貸に出すことを勧められるが、サンゴジェに部外者を入れたくないと望むケイン。一方で、タム美術館の設計に携りたいジノは、サンゴジェの内部を観察するために、ケインに接近しようするが…

イ二はケインのせいで破談をしたと逆切れをし、新しい入居者ジノとの関係を疑ったため、ケインはジノがゲイであるとを伝える。ゲイと誤解されたジノは怒りのあまり、出ていくから家賃を返してくれとケインに告げるが、赤字続きの建設会社を立て直すためには、タム芸術院の設計権を獲得する必要があり、再びサンゴジェに戻ることにするのだが…

面倒に巻き込まれたジノを救おうと、酔っ払ったケインは大勢の前でジノがゲイであると弁解するが、ジノはそれに激怒する。貴重な収入源を失いそうになったケインは、ジノの気持ちをつなぎとめるためにヨンソンと共に作戦を練っていた。一方で、ジノの車から降りるイニを見て嫉妬するチャンニョル。新婚生活を送るはずだった家で、些細なことからケンカが始まり…

「私を女にしてくれない？」ケインの一言で始まったいい女化計画。いい女とは真反対のケインに叱咤激励しながら厳しく指導するジノ。一方、サンゴジェの内部調査を継続するため、ジノとサンジュンはゲイカップルの設定に。しかし、チャンミという女性からの電話に出るジノに対してケインは、興味が無いなら冷たくするのが優しさだと叱り…

ジノの同伴者としてパーティーに参加したケイン。その変わりぶりにイニとチャンニョルは衝撃を受ける。ジノとケインの様子を見たヘミは激怒するが、ケインはジノを一途に思うヘミを可哀そうに思う。一方で、生理痛が酷いケインのお腹を一晩中摩ってあげる「ゲイ」ジノ、そのまま朝まで一緒に寝た「ゲイ」ジノとケイン。サンゴジェで共に暮らす二人は、徐々に心を開いていく。

コンペの参加資格を奪われたジノは、サンゴジェを離れることを決意し、最終テストという名のデートにケインを誘う。一方で、ケインは気を病むジノに手料理を振る舞い、元気付ける。そんな優しいケインに対してすぐに引っ越すと言いづらくったジノは、しばらくサンゴジェで生活をすることに。そんなある夜、突然チャンニョルがケインのもとを訪れ、イニのふりをして母親に会ってほしいと頼み…

ジノは、ケインにゲイじゃないとカミングアウトしようとしたが、失敗に終わる。もう一度やり直したいと言うチャンニョル、ケインに直接出向いて息子とやり直してほしいと頼むチャンニョルの父、そんな二人にケインは怒りが積る。一方、チェ館長の尽力によってコンペの予備審査に応募できることになったものの、彼からの思いに答えられないジノは、正直な思いを伝えることにする。

復縁しようと必死なチャンニョルに気を持たせたあとにふることで、復讐を果たそうとするケイン。ケガをしたケインが搬送された病院にはチャンニョルが先に到着しており、それを見たジノは心穏やかにはいれず、ケインに冷たい態度を取る。ケインは自分を心配しないジノに腹を立てる。一方で、片想いについて語り合うチェ館長とケイン。チェ館長はケインの話を聞いて力が湧き、ジノを美術館に呼び出すが…

ジノと仲直りしたものの、彼にしつこくつきまとうイニに対して腹が立つと共に不安を覚えるケインは、彼に友達以上の感情を抱いていると気づく。一方で、ジノの母親と自称婚約者のヘミは、ジノとケインが手を繋いでいる姿を目撃する。ジノは、ゲイとしてサンゴジェで生活していることを母親が気付かないように隠そうとするが…

「ゲームオーバー」その瞬間ケインにキスをするジノ。ジノはゲイでないことを告白し、ケインに許しを求めるが、これまでジノへの思いを一人隠し続けてきたケインは、複雑な気持ちになる。しかし、イニはチャンニョルに対して、何としてでもケインを奪い返せと告げる。一方で、義母に嘘をついてまで同居するのはよくないと、ケインはジノを実家に帰そうとするが…

チャンニョルは車に轢かれそうになったケインを助けて、意識を失ってしまう。ケインは長時間にわたり彼の付き添いをするが、それが原因でジノと衝突する。どうにかして仲直りを試みる二人。一方で、イニからジノがコンペで入選するためにケインを利用していると聞き、チャンニョルは彼の仕事を妨害しようとするが…