小雪と発酵おばあちゃん
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『小雪と発酵おばあちゃん』© NHK/パオネットワーク
放送スケジュール
放送スケジュールは直近1ヶ月分を表示しております。
- 2025.07.30(水)16:45~
- 小雪と発酵おばあちゃん 青森 ごど
- 2025.07.31(木)16:45~
- 小雪と発酵おばあちゃん 沖縄 みき
- 2025.08.01(金)16:45~
- 小雪と発酵おばあちゃん 滋賀 畑漬
- 2025.08.04(月)17:15~
- 小雪と発酵おばあちゃん 福岡 ぬか炊き
- 2025.08.05(火)17:15~
- 小雪と発酵おばあちゃん 奄美大島 ナリ味噌(みそ)
番組概要
発酵食が大好きな俳優の小雪が、発酵食作りの達人である日本各地の“発酵おばあちゃん”から、”おいしくて栄養たっぷり!伝統の味”を受け継ぎます。
2022年/HD/ステレオ
出演
小雪
語り
山下誠一郎
1 青森 ごど
地元でも知る人ぞ知る幻の発酵食“ごど”。大豆を使った栄養たっぷりの伝統食だ。いまや作れる人も少なくなってきてしまい、絶滅が危惧されている“ごど”作りに、発酵食が大好きで日々の食事にも取り入れているという俳優の小雪さんが、チャレンジ。“ごど”作りの名人として知られる青森県十和田在住のおばあちゃんに弟子入りし、代々受け継がれてきたレシピとおばあちゃんならではのおいしさの秘密に迫る。
2 沖縄 みき
俳優の小雪が訪れたのは、美しい海に囲まれた沖縄の宮古島。目的は、発酵の達人であるおばあちゃんに会うため。今回、レシピを教えてもらうのは、神事にも使われると いう“みき”という神秘的な発酵飲料。沖縄のソウルドリンクだ。今では家で手作りする人も少なくなってしまったが、先祖代々の知恵の詰まった貴重な作り方を披露してもらう。おばあちゃんの生まれ育った来間島の実家ツアーもお楽しみに!
3 滋賀 畑漬
発酵食をこよなく愛する俳優の小雪さんが、日本各地に伝わる郷土食をおばあちゃんから学ぶ。今回、訪れるのは滋賀県高島市。40軒ほどの集落、畑地区には、幻の漬物“畑漬”と呼ばれる発酵食が受け継がれている。“畑漬”は、日本にあまたある漬物の中でも絶滅危惧種というような存在で、畑地区の気候条件でしか作ることができない。酸味と辛みがまじり合う、絶妙なおいしさの秘密に迫る。
4 福岡 ぬか炊き
今回は初めて、大都会福岡市が舞台です。200年受け継がれたぬか床を守るおばあちゃんと出会いました。家庭でできるぬか床の作り方、そしてうまく「育てる」知恵の数々は必見です。そして、ぬかで青魚を炊き込む、九州北部独特の「ぬか炊き」。小雪さんが感動した味は、試食した番組スタッフも「絶対作りたい!いや、作る!」と口をそろえる絶品のおいしさでした。
5 奄美大島 ナリ味噌(みそ)
「ナリ味噌(みそ)」は、甘くて塩分控えめ、うまみもたっぷりの、食べるみそ。毒抜きをするから、素人が一から作るのは無理だけど、取り寄せればいいじゃん! 色々な料理に活用できます。いため物にドバッと投入したり、魚にあえたり、ソーメンにかけてもおいしいです。奄美大島のソウルフード、知らないのはもったいないです。かつて、島の人々の命を支えた、そんな歴史もあるのでした。
6 北海道 アイヌ伝統の保存食
北海道・浦河町で、俳優の小雪さんがアイヌ伝統の文化を伝える堀悦子さんに教わりました。まずは山でオオウバユリ掘り。まだ小さな球根は土に戻すなど、自然を守ることに配慮しながら必要な分を持ち帰ります。歌いながら根を潰し、水で洗うと良質なデンプンがとれます、その残りの繊維が今回の主役。貴重な保存食になるんです! 10日ほど発酵させて天日で干すと完成。15年前に作ったものを小雪さんが食べてみると?
7 おじいちゃん編 京都 一休寺の塩辛納豆
一般的な納豆は納豆菌による発酵ですが、この塩辛納豆は、麹(こうじ)菌と乳酸菌による二度の発酵を経て出来上がります。こちらのほうが食品としては古いもののようです。なんといいますか、かなり「いにしえの香り高い」作業です。タイムスリップ感濃厚です。土壁の蔵、木の道具、むしろ、などを使っていて。
8 愛媛 石鎚黒茶
飲んでみたんですが、さわやかな酸味(乳酸菌も豊富)が、なんとも美味!でした。今は失われてしまった集落で細々と作られてきたお茶で、これを近隣の有志が受け継ぎ、守り続けているのです。そのグループの皆さんを取材しました。道具を一から手づくりするなど、ここまでの道のりには相当な苦労があったそうです。発酵のメカニズムについては専門家も首をかしげていて、ミステリアスなお茶でもあるんですよ。
9 石川 大根ずし
この番組では、興味深いけれどまねするのは相当大変、いや無理、という発酵食をご紹介することも多いのですが(年単位の時間を要したり、材料が特殊だったり、気候の条件が限定されていたり)、今回はいけると思います。2週間ほどかかります。身欠きにしんの下処理はとても丁 寧で、そこは大変ではありますが、でも、いけるかと思います。ぜひご覧になってみてください。
10 会津若松 三五八
野菜で浅漬けを作るだけじゃなく、鶏肉、魚介に塗って一晩おいて焼くと、もう絶品なんですって。米麹と塩とごはんで手作りできるし、すでに出来上がった三五八も売っています。あ、小雪さんもふだんからよく使っているそうで、意外なアレンジ法も披露しますよ。
11 長野 木曽 すんき
木曽特産、甘~い赤かぶを使った漬物なんですが、普通の赤かぶ漬けを想像しても、かすりもしません。全然違います。そこもびっくりポイントです。今回の主人公の女性は、ネパールのグンドゥルックにシンパシーを感じているらしいです。無塩 発酵の仲間として。すんきはそのまま食べるというよりは、汁ものにしたり、チャーハンに入れたり、と料理の素材として万能に活躍しています。あなたの食生活に新しい扉を開くかも。
12 新潟 しょっからいわしとなまぐさごうこ
いわしを半年ほど塩漬けにしたしょっからいわしと、これをさらに煮詰めて新鮮な大根を漬けこんだ、なまぐさごうこです。取材した新潟市の角田浜という集落では、30軒ほどのお宅で細々と作られていて、市場に出回ることもないし、テレビなどに取り上げられることもほとんどない、そんな存在でした。