ロイヤルファミリー

コン会長を訪ねたジフンは、インスクを禁治産者にしようとする計画について尋ねるが、コン会長はインスクを呼び、直接このことを否定させようとする。再び自分を訪ねてきたジフンにドナーはJKグループに入ることを勧める。静佳園に勤めることになったジフンは、今度は自分がインスクを政界院から解放させてあげる番だと話す。一方、2011年JKグループ内部目標の達成のために、コン・スンホ会長は、有力大統領選候補である長兄の妻チン・スキャンを攻略対象に定め、成功させた人に持株会社になるJKクラブの社長を任せると宣言する…

JKグループに向けたけたインスクの計画が実行された。コン会長は、自社の政治後援支援金に対する告発文書が発見されたという知らせに驚く。ドナーは嫁とヒョンジンを呼んで密告したのは誰だったのかと叫び、JKグループの人々はお互いを疑い始める。ジフンはヒョンジンにジンスクヒャン夫人に関する情報を渡す。ドナーはインスクにヒョンジンをジン女史ラインにし、この事が成就すれば、ビョンジュンの親権と禁治産者問題を解決するという。

インスクはジフンを見てしばらく昔の思いに浸る。ジフンはインスクにもうすぐ後援者が明らかになるかもしれないから、心の準備をしようという。チウンの動画のため、JKグループはもう一度ひっくり返ることになる。ジフンとインスクの家で同じ本を発見したヒョンジンは四つ葉のクローバーの形を合わせて一層びっくりする。
ジフンの後援者がインスクであることを知ったヒョンジンは、二人に欺かれていた事実を知るが、怒ることができない。ヒョンジンはコン会長に話そうとしたがやめ、その姿を見たキドは安心する。 ヒョンジンはジフンとインスクにこの事実をばらさない代わりに条件を出すが…

インスク（ヨン・ジョンア）がジフン（チ・ソン）の後援者という記事に憤慨したドナー（キム・ヨンエ）は二人を監禁するよう指示を出す。インスクはドナーがビョンジュン（ドンホ）まで利用して自分を排除しようとしていることにショックを受け、涙が溢れる。ジフンは幽閉される前にこっそり持ち込んだミンギョン(イ・チェヨン)の電話でチュンギ(キ・テヨン)と通話しようと試みるが、上手くいかない。ジフンがインスクに近づく姿に驚いた保安チームの人々が入ってきた隙を突いて、ジフンはヒョンジン（チャ・イェリョン）の車に乗って脱出に成功する。ジフンはコン会長にインスクの禁治産者の申請資料を突き付け、インスクｊを解放することを提案する。

インスクの登場に会場内のすべての人々が驚く。申し訳ないと話すインスクに、チン・スキャンは来てくれてよかったと声をかけた。
インスクとジフンにインタビュー要請が殺到し、JKグループの人々は二人が出演した放送を見守ることになる。ドナーは皆が集まった席でJKクラブ社長としてインスクを指名し、Kという呼称も禁止させる。インスクの初出勤日、チョ会長とインスクの過去の写真がクラブ廊下に貼られているのを見て戸惑うが、インスクは動揺せずにオフィスへ向かう。

コン会長は、ユンソの実家であるクソンデパートで10年間独占的に入店することになった化粧品ブランドを、JKデパートに入店させたいという意思を明らかにした。インスクは「キム・マリ」の裏を探るなど、自分に挑んでくるユンソを屈服させるべく計画を立てる。
一方、ジフンとヒョンジン、そしてインスクが一緒にJKデパート内にブランドを誘致するために動き始めると、実家と婚家の間で困った立場になったユンソは、結局、ギドにインスクの部屋を盗聴してほしいと要求する。

家族とJKクラブの株主が集まった席で、コン会長はインスクを正式にJKクラブの社長に任命することを明かした。インスクに弱みを握られたユンソは、自分が持っている株式の一部をインスクに無条件で譲渡すると言って家族を驚かせた。
インスクの社長就任式の日、酔っ払ったユンソは乱暴をし、インスクは人々の中で自分を見つめる誰かを発見する。

苦しそうな顔でドアを開けて出てきたジョニーが跡形もなく姿を消したため、ギドは不安になってしまう。レセプションパーティーに出席していたインスクは、消えたジョニーを探しに走り回るが、ギドに引き留められて戻ってくる。ギドと力なくレセプション会場に引き返すインスクの姿を見たジフンは、二人に何かがあるような感じを受ける。

自分が持っているクマの人形が殺人事件の証拠品であることに驚いたジフンは、ジョニーの行方を追う。一方、コン会長はJKグループの持株会社を、インスクが率いるJKクラブから別の系列会社に変更する意向を示す。
謎の人物から電話がかかってきたジフンは、電話の向こうから聞こえる「キム・マリ」という名前を耳にする。その時、インスクは不愉快な客を迎えることになる。

何かがおかしいと感じたジフンは、ギドとミジャを追いかけ、ギドはインスクにミジャを出国させたことを知らせる。それを聞いたジフンは、ヒョンジンにギドの素性を教えてもらう。なぜインスクを助けるのかと尋ねるユンソに、ギドは思いやりだと答える。
密かに会話をしていたインスクとギドは、部屋に誰かが近づいてきたことに気づき話題を変えた。ジフンは耳を傾けるが、そのまま立ち去る。インスクはギドに、今回が本当に最後の戦いになると確信があり、絶対に勝ちたいと願う。

ジフンは、インスクがマリかもしれないと考え、ジョニーが見つかった公園を歩き回り、ジョニーが誰なのか探す決心をする。ジフンは不安な気持ちを隠そうと、ヒョンジンに無理やり明るくふるまう。インスクはファイルを持ってきたユンソに、準備を手伝ってほしいと頼む。
ジフンはインスクに幸せかどうか尋ね、無理に「はい」と答えたインスクを見て悲しくなる。 インスクと自分の間にある真実を見つけるために、ジフンは自ら立ち上がることを決意する。