三食ごはん　漁村編3

漁師三兄弟は海に出る。初めて海釣りに挑戦するギュンサンが、釣りの先生・エリックを質問攻め。また、料理の天才・エリックは韓国料理、西洋料理、中国料理はもちろん、各種キムチまで何でも作るのだ。

食材に恵まれた得糧島では、貝もたくさんとれる。ソジニーを働かせてエリックは、口の中で海の香りが広がるボンゴレパスタを作る。また、3人は干潟へ向かう。そこには夜空の星のごとく大量の貝があった。

ソジニー号では、タコを取る仕掛けを沈めるが、浮きをつけるのにもひと苦労する。一方、釣りの天才にレベルアップしたギュンサンは、竿を振るうたびに魚がヒット。ギュンサンだけに許された豊漁が続く。

待ちに待ったタコの仕掛けを見に行く日を迎える。得糧島の神は、今回も三食ファミリーの晩餐をお許しになるだろうかと、みんなは期待を寄せる。その後、風浪注意報が出たため、3人は大きな船に乗ることになった。

次々と釣れるスズキで、ギュンサンのバケツはいっぱいとなった。すると、漁師三兄弟は豪華なスズキパーティを開く。また、いつの間にか大きく育った白菜畑からの素晴らしい景色には、思わず感嘆の声が漏れる。

動作は早く、相性も良くなったエリック。手早くなった分、料理はよりおいしくなった。特にカニのしょうゆ漬けと、真っ赤なカニの塩焼きはおいしい。忙しかった得糧島の三兄弟に、自由時間が与えられるが…。

エリックは台所を出て鯛を釣り、兄弟に食べさせる。一方、エリックのいない台所では、ソジニーが初めてのり巻きに挑戦。初心者のソジニーとギュンサンは、台所に座り悲壮感を漂わせてのりを巻いていく。

漁師ライフは日進月歩。朝は一度食べると病みつきになるナスごはんとなった。三食ハウスの庭で育てたナスと、肉のハーモニーが絶品だ。続いて、アサリカルグクスと、ハンドメイドのキムチが3種類だ。

三兄弟はテナガダコとイイダコをつかまえた。淡泊な味が逸品の天然テナガダコのたたきと、ピリ辛のイイダコと三枚肉炒めができ上がる。さらに冬の海の幸・カキをとろうと、エリックとギュンサンは明け方から働く。

最後の晩餐に鯛を釣りたいエリックだったが、イイダコばかりが釣れる。エリックはほかの2人の手も借りて、酢豚と麻婆豆腐、ムール貝のスープを完成させた。その夜はソジニーの願いを叶えようと調理を始める。

最後のロケから3週間後。ギュンサンの家に三兄弟が集合。猫たちも大喜びするなか、3人でパスタやステーキなどを作り食事を楽しむ。また、ソジニーが船舶免許の試験を受けた時の様子など未公開映像を振り返る。