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「人手がほしい!」介護現場のピンチをICTで救う

2018.05.23

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■ 慢性的な人手不足

未来の話ではないかもしれない。なぜなら、ここ数年で人手不足が深刻化しているからだ。介護事業所の6割が人手不足を実感(平成28年度「介護労働実態調査」より)。このままでは忙しさや労働環境の悪化からスタッフの離職を招き、さらに人手不足を加速させる可能性が高く、いまの働き盛りの人達が今後、理想の介護サービスを受けることは難しいかもしれない


■ 厚生労働省の推計

厚生労働省は、2020年代初頭には約25万人、2025年には約38万人が不足すると推計している。介護従事者は増えつつあるものの、高齢化によって労働者が減ると、需要に追いつかない。日本の高齢化が進んでいく中で、全てを現在の仕組みと人手で解決するのは少し難しそうである。


厚生労働省「福祉・介護人材の確保に向けた取組について」より「2025年に向けた介護人材にかかる需給推計(確定値について)」(平成27年6月発表)。


■「声のメモ」で手書きの手間を大幅カット

ICT化というと、なんだかいきなり難しい話に聞こえるかもしれないが、例えば手書きの手間を減らすだけでも、実は大きな負担減となる。

介護スタッフはバイタルや食事、入浴の時間などのケア記録を手書きでメモして、あとで連絡帳や日誌に転記することが多い。他の人にも読みやすいようていねいに書くのは時間がかかるし、万が一書き間違いをすれば事故につながるリスクも否めない。ルーティンワークとはいえ、気をつかう大変な作業のひとつだ。

音声入力システム「Voice fun」はそういった負担を軽減してくれる。例えば脈拍などバイタルをチェックするときは、スマートフォンやボイスレコーダーでデータを録音。介助中など、両手がふさがっているときや利用者から目が離せないときも声でメモがとれるため、かなりの時短になる。

キーボードに不慣れな人では3分以上かかるものが、音声入力では作業時間が約3分の1まで短縮されたという比較結果もある。

 
■導入がカンタンなICT

こういった、介護の現場に合わせたテクノロジーの活用が、現場の負担を少しづつ軽減させられれば、離職者を減らし、介護業界の“働き方改革”が進むかもしれない。

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