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カティのTechイングリッシュ ~Going the extra mile~

2018.12.10

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Hello everyone!日本大好き、旅行も大好きなカティです!

 
今日のことわざは“Going the extra mile”です。なんだか旅行と関係していそうですが、さてどんな意味でしょうか?その前に、クイズです!

Q. 車や電車で出かける時、必ずと言っていいほどくぐりぬけるトンネル。では日本には一体いくつぐらいのトンネルがあるでしょうか?

 
答えは約1万本!(※)たくさんあるんですね。でも1万本のトンネルをぜんぶ点検して安全を確かめるのには、時間も人手もかかりそう…。

※1 国土交通省「老朽化の現状・老朽化対策の取り組み」より。
 
Q. では、どうやって点検しているのでしょうか?
 
答えはこちらのページで確認できますよ!

 
ここで大活躍しているのが三菱電機が開発した「三菱インフラモニタリングシステムⅡ」、別名MMSDⅡ。三菱独自のハイテク車両は、今のところ日本にたった一台しかないんですって。

こちらがMMSDⅡです!

MMSDⅡの仕事は、走行しながらトンネルのひびなどを自動的に検出すること。トンネル内は暗くてススだらけで、衛星からのデータが受け取れなかったりします。

こんな難しい条件でも、MMSDⅡは時速50キロで走りながら8Kラインカメラでトンネルの中を撮影して、同時に高密度レーザーでトンネルの三次元データを集めます。しかも一車線につきたった一回走っただけでOK!点検のために道路を封鎖しなくて済みますね。

さらに、MMSDⅡは集めたデータを独自のアルゴリズムで自動的に解析します。トンネル内の0.3ミリ以上のひびや水漏れ、金具のゆるみもすべて検出可能。スピーディーに検査し、リスクのありそうなところをスクリーニングしてくれるので頼もしいですね。

ここで今日のことわざの出番です!“Going the extra mile”は「普通の結果に満足せずにさらに努力する」、「もうひとがんばりする」という意味があります。

トンネルの中を走りながらデータを集めるだけでもすごいのに、さらにそのデータを自動的に解析して0.3ミリのひびまで検出しちゃう。MMSDⅡの性能はまさに“going the extra mile”ですね。

しかも、MMSDⅡが自動で生成した「変状展開図」と写真データと重ねて見ることができます。ひびの位置が特定しやすいので、再点検する時に点検員の方にとっても好評なのだそうですよ。

 
MMSDⅡの技術と熟練した点検員さんの目があれば、1万本もあるトンネル点検もスムーズにいきそうですね!

そんなMMSDⅡの高度な技術の秘密はここで知ることができます!

 
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