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あらゆるモノがつながっていく「5G」。私たちの生活はどう変わっていくのか

2018.12.26

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「5G」、それは私達の生活を一変させる、次世代モバイル通信規格です。

スマートフォンを使っていると「LTE」という言葉を耳にすることがあると思います。現在使われている第4世代の通信規格「4G」を指しますが、5Gは、それよりも100倍はやい次世代のネットワークとして、2020年の実用化に向けて研究開発が進んでいます。

5Gの通信速度は、私たちが生活で使っているありとあらゆるモノがインターネットと繋がる「IoT(Internet of Things モノのインターネット)」を加速させると言われています。例えば、冷蔵庫や洗濯機、エアコンといった家電がインターネットに繋がることで、外出先からスマートフォンで操作できるようになるなど、さらに便利になっていくのです。また、5Gの高速通信によって、自動運転車や無人店舗をはじめとしたAI技術の活用の幅もどんどん広がっていきます。

NECが公開している動画では、そんな5Gによる新しい時代の訪れを見ることができます。

5Gで次世代の競技観戦を


競技場でスポーツを観戦しながら、選手のデータや試合の詳しい状況をライブで知りたい!

そんなスポーツ好きの声を実現するために、テレビ朝日・NTTドコモ・NECの共創プロジェクトとして、5GとAR(Augumented Reality 拡張現実感)を組み合わせた実証実験が行われています。

会場の観客は5Gネットワークと繋がったゴーグル型のARデバイスを装着すると、視線の先にある空間に選手情報やタイムデータなどがリアルタイムで表示されるようになります。

空間へのバーチャル情報のマッピングやARデバイスの重さなど、課題もまだ多く残されていますが、実験参加者のほとんどが、この新しい体験を驚きを持ちつつも楽しんでいたようで、好評価の声が多く届いています。


街もスマート化!5Gがすべてをつなげる


5Gを活用すれば、便利なだけでなく、安全なスマートシティが実現可能です。

ある自治体は、様々な機能を搭載した情報の拠点を各所に設置し、街全体をスマート化しようと動き出しています。ここで注目されているのが、5Gを活用したNECのスマート街路灯

スマート街路灯には人々の生活を助けるあらゆる機能が搭載されています。カメラやセンサーによって歩行者に危険がないよう見守ってくれたり、多言語翻訳サービスやAIによる応答サービスも利用することができます。

災害時には、5Gのネットワークで情報収集や避難誘導を行う、サービスステーションとしての活用も期待されています。また、交通量や歩行者量のデータなども効率的に収集することができ、街の活性化のためのデータ分析に役立てることも可能に。

スマート街路灯で使われている5Gのアンテナは、4G世代と比較して非常にコンパクトで敷設の手間がかかりません。つまり、街路灯に限らず、街中どこにでも5Gのアンテナを設置することが可能だということです。

街のすべてを5Gでつないでスマート化していく、それがスマートシティなのです。

世界が注目!NECの生体認証技術は5Gでさらに便利で強力に


私が私であることを証明するためには何が必要でしょうか。免許証?パスポート?いえいえ、NECの認証技術を使えば、私自身で証明することができます。

Bio-IDiom(バイオイディオム)と呼ばれるNECの生体認証技術では、人の顔、目の虹彩、指紋・掌紋、指生脈、声、耳音響といった、人間の6つの身体的・行動的特徴を用いて個人を認証することができます。すでに70以上の国や地域で、犯罪捜査や空港の入国審査、企業の入退管理やPCのログイン管理などで活用されており、2020年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会で活用される予定です。

これらの技術も、5Gによって場所を選ぶことなく膨大な情報を処理し、より正確に個人を特定できるようになっていきます。

5Gでより安全に安心して暮らせる社会を


ここまで、5Gがいかに豊かで便利な生活をもたらすかを紹介しましたが、安全という観点から、もう少しみてみましょう。

たくさんの人が集まるイベント会場やオフィスビルなどでは、不審な行動をとる人をいち早く見つけ出すことが犯罪防止につながります。これまでは、監視カメラの映像を常に誰かがチェックをしたり、たくさんの警備員を動員する必要がありました。

5Gを活用すると、一人の警備員が装着した高精細カメラで、何十人もの通行人の情報をAIに送り、不審人物を即座に検知することができます。高精細カメラを全体が見渡せる高所に設置すればより広い範囲、さらには街全体を見守ることもでき、同時に難しくなってきている警備員の人材確保の問題も解決していきます。

また、5Gは医療の現場にも大きな恩恵をもたらします。

山間部で暮らす高齢者にとって、大きな病院がある都市部に出ることは大きな負担となります。そこで地域の診療所と大学病院を5Gで繋ぎ、遠隔で診断できるようにしようという取り組みが和歌山県で行われています。

従来の通信では遠隔診療でのデータやりとりに遅延が発生したり画像が不鮮明でしたが、5Gを活用することによって4K画像や様々なデータをリアルタイムで送受信することが可能となりました。これによって、地域の診療所でも大学病院と同じ診断ができるようになり、高齢者に負担の少ない、安心して生活できる社会を創り出す環境が整いつつあります。


5Gで実現する社会


5Gがどれくらい私たちの生活を変えるのか見えてきましたか?あらゆるモノが超高速・超低遅延・多接続といった特長を持つ5Gにつながることで、新たな価値を創造していくのです。

2020年以降のサービス開始に向け、多くのビジネスパートナーとともに5G技術の開発に取り組んでいるNEC。今後も目が離せません。

デジタルトランスフォーメーションを加速する5G[NEC公式]
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