解明・宇宙の仕組み「ブラックホール成長の秘密〜Vol.1」
2019.05.17
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2兆個の銀河があると言われる宇宙。
その中心には超大質量ブラックホールがあるとされています。
ブラックホールの質量は太陽の質量の何倍かで表され、単位として「太陽質量」が用いられます。
天の川銀河の中心にあるのが「いて座Aスター」400万太陽質量。
隣のアンドロメダ銀河の中心にあるものは1億 太陽質量。
300億太陽質量のブラックホールの存在も予測されています。
一般的な大きさのブラックホールは恒星質量ブラックホールと呼ばれ、太陽の20倍以上の質量の恒星が死ぬと誕生します。
恒星は終末には超新星爆発を起こし、一瞬で直径数十キロにまで収縮して、ブラックホールが誕生します。これは地球をゴルフボール大に縮めるようなものです。
超巨大ブラックホールがどのようにできるのかは今でも大きな謎ですが、一説には、普通のブラックホールが恒星や惑星を飲み込んで成長するというもの。
超巨大ブラックホール誕生の秘密を知るためには宇宙の初期まで時間を遡らなければならない。
謎に満ちた宇宙の暗黒時代へと。
Text by Discovery編集部
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