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社会科学を学ぶと、よのなかはもっと面白くなる! 龍谷大学で手に入れる真の「国際力」

2019.07.26

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目次
◆アクティブラーニング
◆「社会科学」とは
◆コミュニケーション能力を鍛える
◆現場へ行こう!
◆グローバルな視野
◆「他者」を知るからこそ「自己」を知る
◆豊富な留学チャンス
◆海外スタディツアーも
◆学生の確かな成長を実感
◆学部併願も可能

最近テレビを見ていて、あるいは新聞を読んでいて、「どうしてこうなっちゃったんだろう?」と不思議に思った事件やニュースはなかっただろうか。

「どうして日本の有給消化率は低いんだろう」、あるいは「どうして学校に行けなくなる生徒が増えているんだろう」。

こういう「どうして」に、絶対的な答えは存在しない。そもそも答えがあったなら、とっくに過労やいじめのない世界が実現しているだろう。

社会の問題には明確な答えはないどころか、この10年ほどで情報技術が飛躍的な発展を遂げ、社会が変化するスピードが加速し続けている。

ありとあらゆる情報がデジタル化され、管理・活用されている現代。この情報社会において、10年先にどうなっているか、見通しをつけるのはとても難しい。先行き不透明な未来に不安を覚える人も少なくない。


答えのない「どうして」を改善に導くには、いま現実に起こっていることについて情報を集めて、その情報を自分なりに分析し、その分析結果をもとにアクションをおこしていくしか方法はない。


◆アクティブラーニング
この「知る」「考える」「行動する」サイクルのことを「アクティブラーニング」という。

龍谷大学経済学部・国際経済学科の神谷祐介准教授が運営するゼミでは、このアクティブラーニングを学びの中心に据えている。

国際社会で何が起こっているかを知り、問題点を把握し、その問題がどういった経緯で起こっているのかを考える。そして、その学んだことをベースに行動する。ただ学ぶだけではなく、自分も社会の一員としての役割を担っていることを意識できる主体的な学び方だ。

急激に変化している社会において、主体的に「どうして」と向き合って改善に導いていくために、今こそ、時代は社会科学を必要としている。


◆「社会科学」とは
社会科学は、人間が生み出したあらゆる社会現象を科学的に解き明かそうとする学問。

過去や現在の社会現象を研究することで、より良い未来のあり方を模索するのに役立ち、経済学・経営学・法学・政策学・文化人類学・社会学・福祉学など、幅広い分野を研究対象とする。

これらの学問には共通点がある。すべては人と人との対話の上に成り立つ学びなのだ。


◆コミュニケーション能力を鍛える
対話を通じて、わたしたちは常に社会の影響を受けている。逆をいえば、社会はわたしたちの行動や考えに影響されて変化し得るともいえる。私たちが「どうして」と思うだけではなく、主体的に行動することで、社会を確実に変えることができるのだ。

社会科学がいうところの「社会」。それは、家族や、学校のクラスメートや、部活のメンバーなど、身近な存在から始まり、町内会・市民・国民・地球人…と広く人間社会を包括している。すなわち、社会とはコミュニケーション可能な対象すべてを指している。

社会科学を学ぶために、コミュニケーション能力は不可欠。そしてコミュニケーション能力を鍛えるためには、とにかくいろんな人と話してみることが大事だ。

言葉がわからなかったら仕草でもいいので、とりあえずコミュニケーションを図ろう――そう学生を勇気づけるのは、龍谷大学国際学部・国際文化学科教授のカルロス・マリア・レイナルース教授だ。学生一人ひとりが社会で円滑なコミュニケーションを図れるよう、フィールドワークを積極的に取り入れている。

カルロス教授は国際人口移動を研究するために30年前に来日した。みずからの異文化コミュニケーションの経験もふまえ、大学を目指して勉強している学生たちには「希望と好奇心をもっていろんなことに挑戦してほしい」とエールを送る。


◆現場へ行こう!
情報社会といわれる今、インターネットでいつでも情報収集することが可能になった。しかし、それよりも自分の足で現場に赴いて「質の高い、加工されていない生の情報」を収集し、自分なりに分析してみることが学びにつながるという。そのために、フィールドワークがとても重要になってくる。

 現場に行って主体的にいろいろな物事を観察する。たとえば、国内ではコリアンタウンに出かけて日本のマイノリティについて学ぶ機会もあるという。現場で学ぶ「国際文化実践」は、国際学部国際文化学科では必修だ。


◆グローバルな視野
同じくフィールドワークを大切にしているのは龍谷大学法学部・法律学科の落合雄彦教授だ。

アフリカの政治を研究している落合教授にとって、アフリカという「現場」は地域を理解する入り口。現場に行き、現場で人々の話に耳を傾け、人々の考え方を理解することが地域研究者としての基本だという。

年に数回なるべく西アフリカの現場に足を運ぶ落合教授は、これまでにもエチオピアやシオラレオネでのフィールドワークを龍谷大学の学生と共にこなしてきたそうだ。

「日本の学生がアフリカに行くのは決して簡単なことではないですけれど、ひとりでも多くの学生がアフリカに行ってくれるように手助けをしたい」と話す。

 
◆「他者」を知るからこそ「自己」を知る
なぜ、たいへんな思いをしてまでわざわざ海外で学ぶ必要があるのだろうか。

落合教授いわく、わたしたちが世界を理解するためには、「わたしだけの窓」が必要なのだという。

落合教授自身、大学3年生のときに「たまたま」アフリカ研究のゼミに入ったことがきっかけで、アフリカの地域研究者になったそうだ。大学での経験がどれだけその後の生き方に影響するかを如実に物語っている。

アフリカという窓を通して世界を理解する。実際にアフリカに行ってみて、アフリカを通して世界を見ることによって、必ずしもある社会が進んでいてある社会が後れているということではないと気づくそうだ。

さらに、日本と違う社会に飛びこむことによって、日本を相対化することができる

逆にアフリカの窓がなければ、日本さえも理解できないと落合教授は言う。

「日本で暮らしていて、それで日本を本当に理解できるかということではなく、やはりもうひとつの違う他者――”otherness”――が必要となってきます。他者に目を向け、それを深く理解することによって、自分をも理解することができるのではないかと思います。

 
◆豊富な留学チャンス
実際、海外でフィールドワークをこなしたい学生にとって、龍谷大学は交換留学や短期留学などを通じて海外で学ぶ機会が豊富に用意されている

たとえば龍谷大学国際学部・グローバルスタディーズ学科では、1セメスター以上の英語圏への留学が必修となっており、留学先では現地の学生と同じ授業を履修する「正規専門科目受講」が可能だ。

提携留学先にはカリフォルニア大学バークレー校、南カリフォルニア大学、ユニバーシティ・カレッジ・コークなど、世界有数の名門校も含まれる。

海外大学の附属機関で英語を学ぶ「語学留学」とは異なり、イマージョン体験できる貴重な機会だ。


◆海外スタディツアーも
海外留学はしたいけど、文化や言葉の違いなど、いろいろな制限がある中での海外生活に不安を感じる生徒も多いだろう。その点、龍谷大学では、国際経験豊かな教員が積極的に海外でのスタディツアーや研究調査を行っている

海外留学を自ら経験し、海外で働いた経歴も併せ持つ国際経済学科の神谷祐介准教授は、年に1、2回、ゼミ生と共に東南アジアのラオスへ赴くそうだ。

スタディツアーでは、現地の大学を訪問して大学生と英語で交流したり、直接現地の人にインタビューしたりする。ほかにも、小学校に行ってどのような環境で勉強しているかを視察し、小学生と一緒に学校から家までの道のりを共に歩いたりもするという。行動を共にすることで、通学手段や家での生活の様子を生の体験として学んでいく。

現地の人々はどのような問題に直面し、どのような生活をしていて、それは日本とどのように違うのかを学生が肌で感じ取れる、またとない機会だ。


◆学生の確かな成長を実感
このような龍谷大学の海外に拓かれた教育を通して、学生たちは4年間で確実に成長していく。神谷准教授は、入学してから卒業まで関わり合ってきた学生たちに大きな変化を感じているという。

過去には、もともと内気だった学生がラオスに行き、現地で英語のインタビューをしたりアンケート調査を重ねていくうちにめきめきと自信をつけて、研究の成果を学外の大会で積極的に発信するまでに成長した。

また、入学当初は英語が苦手だった学生が、自主的に留学の機会を見つけて海外経験を積んだ結果、卒業する頃には英語力がめざましく上達して海外の大学院に進学したという。


◆学部併願も可能
社会のいろいろな「どうして」を直視し、考え、解決に導くためにどのような行動をとるべきかを試行錯誤する。それでも、どうしても解決できない「どうして」はたくさんある。

なぜか。社会の「どうして」が複雑に絡み合っていて、ひとつの糸口からは到底解ききれないからだ。

大切なのは、同じ社会課題に対しても様々なアプローチがある、ということ。

日本は少子高齢化先進国とも言われるが、この問題と向き合うためには経済学、政策学、国際学、社会学など、多面的な知識が必要となってくる。

学びたいこと、興味があることに対して、学部学科の枠にとらわれずに横断的な視野を培えるのもまた、龍谷大学の強みだ。

龍谷大学では、公募推薦入試、一般入試、センター試験利用入試において、試験日や学部・学科・専攻を自由に選んで受験できるしくみになっている。

さらに、同一試験日において1つの入試型・方式を使い、複数の学部・学科・専攻に併願することも可能だ。

大学に入るまで自分が本当に何を勉強したいか決めかねている人も多いだろう。だからこそ、いろいろな選択肢があれば、それだけ未来が拓けてくる。


◆未来を切り拓く主体的な学び
「グローバルな時代」はもうとっくに現実のものとなっている。

物流やインフラはすでに海外とシームレスにつながっている。デジタルな観点からも、インターネットが世界中を網羅し、衛星写真が世界中を地図でつなぐ世の中になった。

地球規模にまで拡大した「社会」のなかで、日本人は今後さらに増大し、複雑化していく社会課題と向き合っていけるのだろうか。国際社会の一員として、対等に、そして思いやり深く、海外と対話していけるだろうか。

答えはこれからの社会人の手に委ねられている。

グローバルな時代に生きる国際人としての成長を促す大学教育は、きっと国際社会で活きる力へとつなげてくれるだろう。


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